【第6話】ロットは命。資金管理という名の戦略

【第6話】ロットは命。資金管理という名の戦略
【第6話】ロットは命。資金管理という名の戦略
😮 スプレッドで削られたあとに残ったのは、冷静なため息だった
勝率は悪くないはず。
でも、スプレッドでジワジワ削られていく口座残高。
それに気づいた私は、ふと思いました。
「あーやっぱり、そう簡単にはいかないよね…」
なんとなくわかってた。
でも数字で突きつけられると、やっぱり心にくるものがありました。
💸 ロットを動かせない現実。そして“再投入”
それでも私は迷わず、貯金から2万円を再投入しました。
「ま、ここまでは想定内かな」
「簡単に勝てると思ってなかったし、仕方ないか」
焦りよりも、
**「まだまだこれから」**という気持ちの方が強かった。
やるしかない。
今は、とにかく経験を積むフェーズ。
そこだけは、ブレていませんでした。
📈 ロットを上げれば、利益も増える。でも…
もちろん、頭ではわかっていました。
- ロットを上げれば、利益も増える
- 読みが当たっているなら、もっと稼げる
だから、少しだけロットを上げてみたこともありました。
でも──
エントリー直後にチャートが逆行した瞬間、全身が固まりました。
大きな損ではなかったけれど、
**「心がついてこない」**ということが、痛いほどわかったんです。
💡 それでも私は、ロットを増やした
やはり、1ロットより2ロットの方が、利益は大きい。
「怖いけど、やっぱり増やしたい」
「どうやったら“安心して保有”できるんだろう?」
私は考えました。
1ロットを動かすには、約5万円の証拠金が必要。
でもそれではギリギリすぎて、正直怖かった。
- チャートの変動に敏感になりすぎる
- 証拠金維持率が低く、ロスカットのリスクが常につきまとう
- 余裕がないと、判断も焦る
だから私は考えたんです。
「安全に1ロット保有するために、資金を厚くしよう」
それが私の中で生まれた、小さな戦略でした。
🧠 両方入ったら、どっちか勝てるじゃん理論(しかも、結構イケてた)
その頃、私の中でふと生まれた“ひらめき”がありました。
「ロットが2つあるなら──買いと売り、両方に入ればよくない?」
正直、上がるか下がるかなんて、プロでも読めない。
本にもそう書いてあった。
だったらもう、「読み」を捨てて、
両方にタネをまいて、動いたほうを刈り取る。
これが、意外と…イケてたんです。
🌾 凪の相場にハマる、“農耕型トレード”
もちろん、いつでも使える手ではなかったけど…
このやり方がハマるのは、相場が“凪(なぎ)”のとき。
- 少し上がったら、買いポジションだけ利確
- 仕込み直す
- 少し下がったら、今度は売りポジションで利確
「刈り取っては撒く」──まるで“農耕型”トレード。
爆益ではないけれど、
「少しでも勝てる」ことが当時の私には大きかった。
その小さな成功体験に、少しだけ“楽しさ”も感じ始めていました。
🧭 そして気づく、「生き残るための戦略」
私はようやく、こう思うようになりました。
「ロットは数字じゃない。“感情と資金のバランス”で決めるものなんだ」
無理に勝とうとしない。
まずは、自分が冷静にいられる状態を作ること。
その先にしか、「安定して勝つ」道はない。
⚠️ だけど──私には超えられない“ある壁”があった
少しずつ、自分なりのトレードスタイルが見えてきた私にも、
どうしても超えられない壁がありました。
それが──
「損切りができない」ということ。
どれだけ勉強しても、何度失敗しても…
- 「まだ戻るかも」
- 「これは一時的な動きなはず」
そんなふうに思って、損切りのタイミングを逃してしまう。
でも私は、“損切りしない”ことを貫いていました。
なぜなら、私なりの理由があったから──。
🔜 次回|【第7話】
損切りはしない。それが私のトレード哲学だった。